寝る間も惜しんで×××
「トシくん、トシくん」
「ああ?」
「今日、なんの日か憶えてるか?」
「知らねー」
素っ気なく言い放ってやると、見るからに落胆してがっくりと肩を落とす近藤に、土方はこっそりと笑いを噛み締めた。
「うそだよ」
「エッ」
「こんな大事な日、忘れるわけねェだろうが」
そう言って土方は近藤の胸倉をつかみ、引き寄せた。
「アンタが俺に、キスした日、だっけ?」
「ば……ッ」
「ちがった? じゃあアレか、アンタが俺にやらしーことした日」
「おいトシィィィ!!」
むきになる近藤を前に、土方はとうとう堪えきれずに噴き出してしまった。
むすっと不貞腐れた顔をする近藤の胸倉をつかみなおし、その頬にお詫びとそして感謝の意を込めて軽く接吻けた。
「近藤さん、誕生日オメデトウ」
20060904