食べすぎ注意
土方は朝から気分が悪かった。厠で嘔吐を繰り返しながら自問自答をする。
(二日酔いか……? いや、昨日はそんなに飲んでいないはずだ。だって昨日は……)
ほんのすこしくちびるをゆるめたのも束の間、胃液が喉許にこみ上げてくる。うっすらと目尻に涙を滲ませ、便器に顔を突っ込んでいると、背中に暖かい感触を受けた。
「大丈夫か、トシ」
「近藤さん」
振り返った土方は、気遣わしそうな顔をしている近藤に真摯にうなずいた。
「アンタの子、孕んじまった」
「エッ」
「昨日たっぷりアンタが注いでくれたの、忘れたとは言わせねェからな」
土方はぴたりと動きをとめた近藤の指に自分のそれを絡ませた。
07.06.02
*ぞっとするおはなし。