キスをするもうひとつの方法として
 サクランボの茎を舌で結べるひとはキスが巧いのだという。
 それを聞いた土方はさっそくサクランボを買ってきて、いっしょに食べようと近藤を誘った。
「近藤さん、できた?」
「んー、まだ……」
 もごもごと口を動かす近藤のほうへずいと身を乗り出し、土方はぺろりと舌を出す。
「それじゃあ、さ、ふたりでやってみたらできるかも」
 きっとそれどころではなくなるだろうけれど。


07.03.11
*ぞっとするおはなし。