「なあ近藤さん」

「うん?」

「もし俺がいなくなったら、アンタどうする?」

「なんだよ、それ。いなくなる予定、……あるのか?」

「もし、だって。もし……俺が、いなくなったら」

「それでも俺は、ずっとおまえと一緒にいるよ」


(そう言って笑うアンタの顔がまぶしすぎて消さなければと心に決めていた誓いははかなく簡単に散っていっちまうんだよもう、アンタがいたらこの想いはけっして消えるものじゃア、ないのに)


title by 英雄症候群[http://betty.jp/rad/herosyndrome/]
片想い十題/10 消えるべきは
20070429