006:罪の味
口いっぱいに男を頬張り続けいい加減顎が疲れてきたがそれでも土方はそれから口を離すことはしなかった。
しっとりと濡れた唇、その端から溢れたらたらと畳へと落ちる液体は土方の唾液と男の先走りが混じったものだった。
初めてくわえたときよりも質量を増したペニスの先端からは滲み出る汁の量も増え土方は必死にそれを喉の奥に流し込む。
赤黒く薄い皮膚の下、浮き出る血管の流れに沿って舌を這わすとそれはひくりと震えた。
「……トシ、もう、いいから」
中断を促す声色は熱を持ち土方に優しく降り注いだ。そっと前髪を梳く指先を土方は上目遣いで見る。
「アンタの、癖になる味」
瞠目し息を呑む近藤に土方はくつりと笑った。
その刹那、喉奥に迸る精液は大量だったが零すのも惜しいので濃厚なそれを必死に飲み込んだ。
06.06.18